メキシコ探訪⑤

2022. 12. 2

めっちゃくちゃ前に行ったメキシコ。
そんなメキシコを思い出しながらお送りしているメキシコ探訪記。
5回目です。
まだまだ前半も前半です笑

そして今回は前回に引き続き、テオティワカンを紹介します。
前に進みません σ)>ω<*)テヘ

まだまだ謎の多いテオティワカン。
マヤやアステカとは異なる別の文明の遺跡だという事を前回お伝えしました。
ちなみにテオティワカンが栄えていた頃、日本は古墳時代でした。
それぞれ独自の路線?を進んでて面白いですよね~。

前回の続き、月のピラミッドから始めましょ~。
月のピラミッド周辺にはケツァルパパロトル神殿やジャガーの宮殿などがあります。
ジャガーの宮殿は前の回で紹介しましたね 😀
月のピラミッドは頂上まで登る事は出来ませんが、途中までなら登れます!!
月のピラミッド
登れるんですけど、階段の1段は結構高いです。
少し分かりにくいかもですが・・・色の違う部分(濃いほう)には例の小石の装飾があります。
覚えてますか?
小石は修復の証拠。
つまり、この階段はほとんどが修復後なんですよね~。
月のピラミッド


頂上まで登る事は出来ませんが、そこから見る景色は最高ですよ!!
死者の道
月のピラミッドへ続くこのまっすぐな道、
これは【死者の道】と呼ばれています。
全長は3km、幅40~60mの大通りです(姫路の駅前大通りより長いよ笑)
【死者の道】と呼ばれていますが、死者をどうこう・・・ではなく、
アステカの人が周辺の建造物をお墓だと思ってこう名付けた名残なんだそうです。
この道には傾斜がついているので、道ではなく水路だという説もありますが、
その他の建造物の配置等に関しても様々な説があります。
謎を解明するためにも今後も発掘調査は続くのです。

さてさて、死者の道の左側にもう一つピラミッドが見えますね 😀
月のピラミッドよりも大きなこのピラミッド。
月とくれば・・・・そう、【太陽】
太陽のピラミッドです~
太陽のピラミッド
こちらは頂上まで登れます。
テオティワカンで1番大きなピラミッド。
頂上に上って両手を広げて太陽のパワーを浴びるパワースポットです☆
私も登りましたよ~!!登って太陽のパワー授かるのに忙しくて?!
上からの写真撮ってない笑

月のピラミッドもそうですが、太陽のピラミッドもアステカ人の呼び方の名残なので
本当の名前は分かっていません。
本当はどう呼ばれていたのかなぁ・・・って想像してみたり。
案外人の思考って変わらないし、太陽の神殿とかで合ってるのかもですよね~ ∩(´∀`)∩

中南米のピラミッドはですね、
ピラミッドは【台座】で頂上に【神殿】があるスタイルなんです。
だから頂上が平らになってて神殿が残ってるピラミッドもたくさんあります。
ただ、残念ながらテオティワカンのは神殿が残ってなくて、
残ってたらもっと多くのことが分かってたやろなぁ・・・

月のピラミッドと反対の端の方には
ケツァルコアトル神殿と言うテオティワカンで3番目に大きな建造物があります。
この神殿のある場所はシウダデラ(Ciudadela:スペイン語で要塞)と呼ばれてます。
近年、シウダデラの地下に巨大な空間が広がっている事が判明してありとあらゆる事前調査を行い
地下空間の調査に着手し、ここでもたくさんの遺物等が見つかっています。
地下空間の目的もまだ地下のほんの一部だけでは解き明かす事が出来ません。
テオティワカンは手付かずの遺構もたくさんあるので、新たな発見が楽しみです♪♪

ケツァルコアトルの神殿の写真ね、分かってます。
載せたいんですけど・・・ないの。
死者の道、全長3キロ以上。ツアー旅行で歩いて40分近くかかる場所までは行けませんでした。

でもね、復元したのは見れたんです~。
と言う事で次回はメキシコシティより国立人類博物館の展示品をお届けします!!