メキシコ探訪⑭

2023. 2. 27

最近、肩こりがひどくてむかし買った低周波治療器引っ張り出してきた。
事務のフナコシさん(仮)に「そんなもん使い出したらBBAやで」って言われてしまった。。。
いいよBBAで。のぞむところさ笑


さてさて、メキシコシティから始まったメキシコ探訪。
カリブ海が近付いてまいりましたよ~。

今まで紹介してきたメソアメリカ文明は山の中が多かった、
と言うか山しかなかった?ですが。
今日ご紹介する場所は海が見える遺跡です(*ノˊᗜˋ*)ノワーイ

トゥルム遺跡

と言う遺跡です。
TULUM
大きさとしてはそこまで大きい遺跡ではありませんが、交易で栄えた豊かな都市でした。
海水浴場が併設された遺跡って新感覚?です笑
トゥルム
右に見えるはカリブ海の青い海!
左に見えるはマヤ時代の建造物!!
手前に見える階段から下の海水浴場に降りていけるシステムです。
ここの料金設定はよく分からんけど(ツアー客だもんで)
明らかに海水浴行ってました!な人が遺跡内散歩してたりして、珍しい光景でしたヨ。

トゥルムと言うのは当時の現地語で「壁」や「溝」と言う意味があります。
何故こんな名前がついたのか?
この遺跡、マヤの遺跡では珍しく周囲を城壁で囲まれているんです~。
ヨーロッパなどでは都市を城壁で囲ってるのをちょこちょこ見かけるけど、
マヤの遺跡では珍しいんです。
周りジャングルやから城壁いらんかったんかな?
(当時もジャングルか分からんけど・・・)
城壁と海に護られた都市、それがトゥルムです。
マヤ文明末期に栄えた都市でマヤの最後の都市の一つだとされています。
保存状態も良好で、海と遺跡の絶景を楽しめます♪♪

これがトゥルムの城壁の一部。マヤアーチの小さな入口から遺跡に入ります。
トゥルム
マヤアーチってアーチの頂上部分が半円じゃなくて台形状になっているのが特徴なんですけど、
これはどうも形式美を優先した結果なんじゃないか?と言う説が有力です。
重量負荷分散と言う観点では半円の方が効率的なのにも関わらず、
この形にこだわってたっぽいんです。
実際にこのアーチからピラミッド(神殿)が見えたり、周囲の景観を考慮してる傾向が。。。
マヤ人流の美へのこだわりですね。

この遺跡、リゾート地のカンクンから車で2時間ほどなんで観光地化がスゴイ笑
みやげ物屋みたいなところから列車?(車に客車つけたみたいな遊園地にありそうなやつ)で
遺跡に行くんですけど、その乗り物待ってる時に
当時の服装のコスプレ?した集団が歓迎してくれます(^_^;)
荘厳!!とかそういう系の遺跡ではないです笑

これはハラック・ウィニックの家(首長の家)
首長の家首長の家
屋根はもちろん付け足しですけど、当時の様子が分かりやすいです。
かやぶき屋根の下にレリーフあるの分かりますか?
当時の私、アップで撮影してないんですが・・・(ゴメン
【降臨する神】のレリーフです。
レプリカがメキシコ国立人類学博物館に展示されてたのでイメージだけ。

おぉ・・・なるほど。降ってきてるね。

これは【列柱の家】と呼ばれており、これまた有力者の家だと考えられています。
列柱の家

トゥルムにも神殿はちゃんとあります。
真ん中にあるのが神殿です。
エルカスティーヨ
今までの遺跡で紹介した神殿に比べると小さいかな?
でも海の

ちょっと分かりにくいけど、フレスコ画が残っている場所もあります。
建物の名前はずばり【フレスコ画の神殿】
フレスコ画
一応やけど、こんな絵が描かれているそうです。見えない・・・


ちなみにここにもイグアナいました。
もう珍しくないぜっ笑

今まで紹介してきた遺跡に比べると規模も小さく、
荘厳な神殿(ピラミッド)感は少ないかもですが・・・
海を見ながら遺跡散策も楽しいですよ~

と言う事で、今回はユカタン半島にあるトゥルム遺跡をお届けしました。
あの海の色、ヤバくない?
青空!海!!どうこのロケーション・・・・
ってオレンジレンジ∑(゚Д゚)ファッ!!?