空中写真の活用

2024. 2. 2

【地理空間情報】と言う言葉はご存知でしょうか?
以下は国土地理院のHPよりの抜粋になるのですが

『地理空間情報とは、空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報(位置情報)と
それに関連付けられた様々な事象に関する情報、もしくは位置情報のみからなる情報をいう。』

この地理空間情報には空中写真も含まれるのですが、
今回の地震でも被害状況を確認するために空中写真が活用されています。

https://www.ajiko.co.jp/news_detail/1439
これはアジア航測さんのHPに掲載されている今回の被害状況です。
(※被災地の写真が多く掲載されいますのでご覧になる際はご注意下さい)
地震の翌日、1/2に撮影を行い情報を共有することで状況の把握だけはなく、
2次被害への対策も可能になります。
掲載されている画像を見ると、海岸の隆起や斜面の崩落、津波の被害状況がよく分かります。

特に今回は半島と言う事で、陸路の迂回も難しい場所なので
少しでも多くの情報をいち早く知れるって大事。
正月中でも早急に作業に取り掛かったアジア航測さんと朝日航洋さんの対応力もスゴイですね。

アジア航測さんのHPには災害情報の項目があり、
1番古い写真データは1995年の阪神・淡路大震災のものになります。
それ以降の各地の自然災害のデータもあり、こういったものが積み重なって防災に役立って欲しい、
役立てなければいけないと改めて思いました。

まだまだ寒さ厳しい中での避難生活は続くと思いますが、
1日も早い復興をお祈りするばかりです。
私、能登方面の観光がOKになったら行くって決めてる!!