姫路城の保存活動
2023. 7. 12
何気にネットニュースを見ていたとことろ、
アジアで人気ボーイズグループの【JO1】が姫路城の夜桜をバックに
パフォーマンスした動画が話題になっているという記事がありました!
何でも姫路城をバックに写真撮っているらしく、
同じ場所で写真を撮るためにファンがちょこちょこ姫路城に来てるんやって。
ようこそ、姫路へ笑
姫路城が世界遺産になって30周年。
お城の周辺でちょこちょこイベントしてますね。
ライトアップの時間も12時までになったし、何か例年より光度もアップしているらしく
ビカーーーーーッと白く光ってますネ。
色のバリエーションも結構多くて「今日は黄色か~」って楽しんでます。
さてさて、そんな姫路城の保存に関して私たちmatsuuraもちょっとは関与してるんです。
保存のための調査とかは地道に行っています。
保存のための調査と言うよりはそのための測量作業で関与しているんですよ~。
今後、色々と保存していくにあたりうちの測量士さんが頑張った成果が使用されるハズです。
保存活動するにあたり、もちろん記録をとるのですが
そこには光波(こうは)は欠かせない機械です。
姫路城に関してだけではなく、その他の発掘調査でも光波は使用されています。
電子平板と呼ばれる光波を使って遺構図を作成したり、手描きの図面でも光波は必須です。
そんな光波を使用するためには決められた【ポイント】が必要になります。
ポイントには『座標』と『高さ』が必要なのですが、それを街中にある街区基準点と呼ばれる
都市を整備する上で自治体や国が用意した【点】を使用します。
今はGNSSと呼ばれる衛星を利用したシステムも主流ですが、ある程度の距離であれば
自分たちで目的地まで数字(座標)を持ってきます。
と言う事で姫路城の某石垣の近くにmatsuuraの測量士さんがつくった
【ポイント】が存在しています。
石垣は一箇所ではないので今後の保存活動でも使用される事でしょう。
そのために姫路市の城郭研究センターにデータもきちんと納めています!!
必要に応じて、測量士さんが作成されたデータが市側から公開されて今後も使用されていくと思います。
ん~・・・・結構、責任重大ですよね。
ちなみに今も全然別件の公共の測量事業に携わっています。
これも後世に残るものを造る上での重要な測量業務です。
どんな工事でも測量は基本!測量から始まるんですよ?
道路も建物も、何を造るにも測量業務は欠かせません。
震災のあとなどは全国から測量業者が集まって1日でも早く道路などが復旧出来るよう、
測量業務に従事します。
と言うわけでmatsuura測量部、今後も頑張ります~