Che Italia ⑤

2023. 3. 17

WBCが始まりましたね~。
私、2009年にマクドで配布?!してたクリアファイル持ってる。
むねりんこと川崎宗則選手のファイルで反対面に
「勝って 勝って 勝ちまくれ」
と書いてあります。いやぁ、まさにソレ!!
がんばれ侍JAPAN! 勝って勝って勝ちまくれ~(๑و•̀Δ•́)وfight!

勝利?ってわけではないですが、Bomarzoにリベンジを果たした事を今日はお届け。
前回は、長距離バスのバス停が分からずに途中の中継地で断念したBomarzoへの旅路。
今みたいにスマホが進化してないガラケーの時代の話です(2013年)

1度目の失敗を経てホテルで再度予習。
バス乗り場はしっかり確認した。もう間違えない。
前回は切符買うのに手間取って2時間のロスもあったけど、切符も分かったしバスの時間も調べた。
準備は万端!!
早起きして地下鉄乗って電車乗り換えて再びViterboの地へ・・・
予習時点で知った事実。
通り(道)は合ってた。でも「こっち」と思って進んでたのが逆方向やった∑(ºロºlll)
もう間違えない!!
ネットに記載されてた事務所はないけど、この日は平日でお店も開いてたから確認出来たし。
ただ、ここから少し不安。
イタリアのバス、時刻通りになんて多分来ない。
と言う事で近くでお茶して時間潰して早めにバス停っぽいところへ。
トトロに出てくるバス停ちゃうからね。小さくバス会社の表示あるだけ!!
ストリートビューで見たらあったよ。赤〇してあるのがバス停。
黄色いポールは別のバス停(多分地元のローカルバス)
コトラル社
結局10分程遅れてバスに乗ることが出来ました。
もちろん「次は〇〇~」なんて案内ないから運転手さんに声を掛けておきます。
着いたら教えてくれる(事が多い)

大体30分程でBomarzo の街に到着です。
ボマルツォの街に着いたけど、街に用事はないんです~。
ここから最後は徒歩!己の足でゴールを目指します。
この日も曇り時々小雨で寒かったんよなぁ :;((•﹏•๑)));:サムイ

これまたさらに登ったり下ったりして30分。
やっと目的地の看板が見えてきました~。

Sacro Bosco (聖なる森)ことParco dei Mostori(怪物公園)です。
昔CMで使用されて行ってみたい!と言われたので調べて何とかやって来れました。
ハッキリ言うて車(レンタカー)で来る場所やわ。
名前も不気味やけど、天気が悪くてお客さんも自分たち含めて2組くらい。
掃除してる人達が何人かおったけど、誰もおらなさ過ぎて不気味感2割り増しやった。
一言で言うなら「謎空間」

一応、さっくりこの公園について説明をしますと・・・
1552年、この地の領主だったオルシーニ公の命令で作られました。
デザインは有名な建築家ピッロ・リゴリオによるもので、
(ピッロは噴水で有名なティヴォリのエステ家なども手掛けた著名な建築家)
オルシーニ公の2人目の奥さんの死を偲ぶ目的で作られたとされています。
作られてから約400年、忘れられて朽ち果てていたところ、
1954年にこの地を購入したイタリア人により復活して現在に至ります。

どんなところか、一部を紹介していきますネ!
こちらは海の神ポセイドンの息子とされている怪物
Proteo Glauco
人を食べてとされる魚の怪物、オルカ
orca
傾斜した家           殺風景やった室内
Casa pendente  
傾斜した家は名前の通り傾斜してて、ゲストをそこで昼寝させて起きたら目が回ってる!
って言うビックリハウスです笑 (;°Д。)ぐるぐる。。。
ちょっと歪んでるの分かるでしょうか?平衡感覚がヤバかったです。

他にも色々こういう謎の石像?があって全部で30体程度あったかな。

そしてメインは中盤くらいにある石像
Orco(オルクス、プルートとも呼ばれている冥界の神様)もしくは【人食い鬼】
orco
この公園で1番有名なのはコレで間違いなしっ!
この施設の入場券もこの石像の写真が使用されるんですよ~。

上唇?って言っていいのかわからんけど、赤字で文字が彫ってあります。

その言葉は
Ogni pensiero vola
【どんな悩みも吹き飛ぶ】

です。
なんや、妙に説得力?!

公園から見たボマルツォの街

霧もあるし、小雨やし、人おらへんしでホンマに何とも不気味な謎空間でした。
お好きな方は是非一度、何とかして行ってみて下さい。
まぁ今はスマホあるしなんとでもなります。

さてさて、このボマルツォへの旅はこれで終わりじゃないんです。
お家に帰るまでが遠足、と言わんばかりの出来事が起こります。

それはまた次回にお届けします!
ではでは、イタリアの定番のご挨拶でお別れを。
ciao,ciao~