台湾 水準測量の原点をご存知ですか?

2024. 7. 18

毎年6/3は【測量の日】ですが、その一環として6/3に先立って
年に1度【日本水準原点】が公開される事を何度か紹介していると思うのですが、
こっそりと日々更新している弊社のFacebookにその事を投稿していました。
すると、台湾の地質学者であるワン氏がその投稿をシェアして下さったようで・・・
「え~~!!!嬉しい~」となった次第です。
日本の水準原点を【美しい】と表現してくれた事がすごく嬉しかったです。
(※正確な翻訳ではないですが、要約すると外観褒めてくれていました)

その投稿で台湾の水準原点の写真が紹介されていたので
ブログに書きたい!と思ったのですが翻訳しか頼れない(´•ω•`; )
でも書きたい!!と言う事でちょっとだけ紹介です。

その前に日本の水準原点について少しだけ・・・
日本の水準原点は東京永田町にある国会議事堂の前庭に位置しています。
それには理由があって参謀本部陸地測量部がこの場所にあったからです。
設置されたのは1891年(明治24年)

そして台湾の水準原点ですが、
同じく首都の台北にあるのかと思いきや【基隆市】と言う台北の北約30kmにある港湾都市。
この基隆市にある海洋博物館の近くに台湾の水準原点があります。
私も仕組み分かってないんですけど
メインの点とサブの点みたいのがあるらしい。
(日本の基準水準点 甲乙丙丁と一緒?違う??分からん!)
オリジナルとしてはK999とK998と言う点でしたが
今は移転されて地表にあるK996と地下14mにあるK997が水準原点なんだそうです。
メインの方はステンレス製で岩盤に挿入された杭になってます。
 

どちらも地表にある点の碑文ですが、
左がオリジナルで右が移転後のものになります。
碑文の奥にある台座の上にある突起?が水準点です。
(オリジナルの方は移転したので碑文だけ)
これはこれでスタイリッシュで良いなぁと思います∑d(*゚∀゚*)イイネ!!
個人的に幾何学とか関西の人にしか伝わらへん「シュッとしてる」のが好きなので笑‪
日本の水準原点標庫も明治時代の洋風な感じも歴史があって好きやけど( *´∀` )b

昔、一度だけ基隆に行ったことあるんやけどこんなんあるの知らんかった。
(日本の水準原点の存在すら知らん時やけど・・・)

後、Facebookをシェアして下さったワン(Wang Yu/王宇)氏は恐らくなのですが
国立台湾大学地質学部の準教授だと思われます。
台湾大学は日本で言う東大ですヨ!
そんな偉い方が私の投稿を・・・って思ったら嬉しい~~~(v´∀`*) イエーイ♪
この嬉しい気持ちよ届け?!

と言う事で今日は台湾の水準原点について紹介してみました。
日本の水準原点ですら知らない人たくさんいると思うので他国になるともっとかな?
と思いブログにしてみました~
楽しんで頂けたら嬉しいです∩(´∀`)∩
水準原点は英語でdatum benchmarkと言うのですが、
この単語で検索したら色々な国の基準点の画像出てくるんかな?
早速試してみよ~
・・・見タラ 行きタク ナッチャウ・・・カモ・・・・|ω・`)チラリ